Learner Support

止まったら、ここから戻る

画面が動かない。入力してよい情報か分からない。料金が心配。ターミナルが怖い。いま起きていることを一つ選び、最初の確認だけを進めます。

最初にすること:何度も同じボタンを押さず、画面を閉じる前に、いま見えている内容を残してください。
01

画面が動かない

分からないまま消したり入れ直したりすると、原因の手がかりも消えます。まず記録し、一つずつ切り分けます。

  1. 同じ操作をくり返さない

    送信・削除・課金のボタンは特に、結果が見えないからと連打しません。別の画面や履歴で、処理済みでないかを先に見ます。

  2. 画面をそのまま残す

    エラー全文、発生した時刻、開いていたURL、直前にしたことをメモします。スクリーンショットも役立ちますが、APIキーや個人情報が映る部分は隠します。

  3. 期待と実際を分ける

    「動かない」だけでなく、本来どうなると思ったか、実際には何が見えたかを別々に書きます。

  4. 最初の一手だけを聞く

    AIに一度で全部直させず、まず何を確認するかだけを聞きます。変更する前に、何が変わるのかも説明させます。

  5. 一か所変えて、同じ操作で確認する

    変えた場所を記録し、同じ操作をもう一度試します。直らなければ元へ戻してから次を試します。

AIへ渡す文

期待したこと:[本来の動き]
実際に起きたこと:[画面の状態]
直前にしたこと:[一つ]
エラー全文:[省略せず貼る]
まず確認する一手だけ教えてください。まだファイルは変更しないでください。

外部送信・削除・課金が関係する場合

同じ操作を再実行せず、送信済み一覧、削除履歴、利用履歴を確認します。対象や金額が分からないまま試し直しません。

02

入力してよい情報か不安

迷った情報は、そのまま入れません。公開情報で試す、架空の内容へ置き換える、入力を止めて確認する、の三段階で考えます。

仕事の情報を扱う前に

会社や学校の利用ルールと、使うAIサービスのデータ設定を確認します。入力できる情報の範囲が分からなければ、管理者へ確認できるまで架空データで進めます。

秘密を入れてしまったら

  • APIキーやパスワードは、その場で無効化して新しくする
  • 削除できる会話や公開ファイルは削除する
  • 仕事の情報なら、隠さず管理者へ伝える
  • 利用履歴や公開履歴を確認する
03

料金が増えないか心配

「無料」「月額」「使った分だけ」が同じ画面に並ぶと分かりにくくなります。契約の種類を三つに分けます。

定額契約

月や年ごとに決まった料金を払う形です。更新日、解約方法、利用上限を確認します。

従量課金

質問回数、処理量、保存量、実行時間など、使った分に応じて増える形です。自動処理は人が見ていない間も利用量が増えることがあります。

無料枠

一定量まで無料の形です。超えたら止まるのか、有料利用へ移るのかはサービスごとに違うため、公式の料金画面で確認します。

支払い情報を登録する前の5項目

  • 公式の料金ページと請求単位
  • 無料枠を超えたときに止まるか、課金が続くか
  • 利用上限や予算通知を設定できるか
  • 利用履歴をどの画面で確認するか
  • 想定額を超えたとき何を止めるか

APIキーは料金にもつながる秘密情報

APIキーを使う処理は、定額契約とは別の利用料金になる場合があります。コードや公開ページに書かず、利用上限を確認してから使います。料金は変わるため、契約前に必ず公式画面を確認してください。

04

ターミナルが怖い

ターミナルは、パソコンへ一行ずつ指示を渡す画面です。最初は「見る」と「移動する」だけで十分です。

  1. プロンプト

    入力を待っている印です。資料にある行頭の「$」「%」「>」は説明用の印であることが多く、自分で入力する部分には含めません。

  2. コマンド

    自分が入力する一行です。複数行をまとめて貼らず、一行ずつ結果を見ます。

  3. 出力とエラー

    実行後に表示される結果です。次のコマンドではありません。エラーも消さず、そのまま記録します。

  4. 現在のフォルダ

    コマンドがどこを対象にするかを決める場所です。実行前に現在地を確かめます。

いまいる場所を見る

表示された一行が現在のフォルダです。

pwd

同じ場所にある名前を見る

ファイルやフォルダの名前が並びます。内容は変更しません。

ls

一つ上の場所へ移動する

実行後、もう一度 pwd で現在地を確認します。

cd ..

知らないコマンドを実行する前に聞くこと

  • 何を読むコマンドか、何を変更するコマンドか
  • 対象になるファイルやフォルダはどこか
  • 元へ戻す方法はあるか
  • パスワードやAPIキーを貼る必要があるか
  • 成功したとき何が表示されるか

説明なしで実行しない

削除を含むコマンド、管理者権限を求めるコマンド、インターネットから取得した内容をそのまま実行するコマンドは、対象と戻し方が分かるまで実行しません。

戻れたら、続きへ

このページは、カリキュラムの代わりではありません。止まった場所を確認して戻るための案内です。